3つの方針

(ポリシー)

Three Policy

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学位・カリキュラム

Degree・Curriculum

学位の名称

修士(流域学)

修了要件

 修了要件は、山岳流域研究院に2年以上在学し、所定の単位を修得し、かつ、必要な研究指導を受けた上で、修士論文の審査及び最終試験に合格することとします。

 修了に必要な単位数は、30単位以上とし、「分野横断型科目」5単位、「選択科目」13単位(「選択科目」13単位のうち、「人文・社会・実践系科目群」、「自然科学系科目群」からそれぞれ4単位以上)、「特別研究科目」12単位を修得するものとします。

学生の指導体制

 研究指導は、学生の研究内容や入学前の勉学のバックグラウンドを考慮して、山岳流域研究院を担当する教員の中から2名が主指導教員・副指導教員となり、修士論文の執筆指導及び学位取得までの研究指導を行います。

 複数の教員が異なる視点で協働し、周辺分野の研究動向に配慮しながら研究指導を行います。

カリキュラム

(科目の構成)

科目区分修了要件単位数内容
必修科目分野横断型科目5単位 山岳流域に関する基礎を身に付け、社会での課題解決や、研究者としての活躍に必要なフィールドスキルやコミュニケーション能力を修得する科目を開講する。
特別研究科目12単位 自らの研究成果を修士論文としてまとめる科目を開講する。
選択科目人文・社会・実践系科目群13単位以上 経済、社会、法律等に関する科目、実務や啓発活動に関する科目、山岳流域の自然と社会・文化のつながりをフィールドで学ぶ科目等を開講する。
自然科学系科目群 森林管理に関する科目、動植物に関する科目、水や地盤に関する科目等、自然環境に関する科目を開講する。
30単位以上

授業科目一覧

社会人学生の就学

Attendance for adult students

 社会で実務を行う上で山岳流域に関する知識・能力を身に付ける必要性を感じた社会人の方々に対しても、リカレント教育に資する学修環境を提供します。

 学生は、基本的に各学期の時間割により授業科目を履修し、授業時間中に研究指導を受けますが、社会人学生の実情を勘案して、主指導教員・副指導教員と相談したうえで、就学上の対応を取ることもできます。

想定する就職先

Expected place of employment

 山岳流域研究院では、自然科学を中心に経済・社会も視野に入れた幅広い分野にわたる教育と研究を行うことにより、自然科学に対する専門知識だけでなく、合意形成能力、経済・社会に対する視野を併せ持ち、山岳流域における自然生態系の喪失や、災害の多発、中山間地の過疎化と産業衰退などの流域が有する課題を解決できる人材の養成を行っています。その為応用力のある人材は社会の様々な箇所で役立っています。